完成ギャラリー
屋外の自然光で撮ってみました。
かっちょいい。
今回のテーマは 「多砲塔戦車のゴチャゴチャ感と4BOグリーンと錆の色」ですかね。 今回のT-28に限らず、ソ連の戦車はとにかくサビて朽ちそうな感じが似合いすぎて最高です。 そのため足回りの泥汚れは最小限にして、Mr.ウェザリングカラーのステインブラウンを思う存分使っています。
裏テーマは「新しいメガネw」。 精密作業用に特化して、近距離10cm~30cmが最もよく見えるように度を合わせた眼鏡を新調しました。 快適。
右側面。
Mr.ウェザリングカラーは油彩絵具っぽい質感で、筆の微妙なタッチで色の濃さや微妙なボカシがやりやすいです。
おかげで砲塔の雨だれや転輪カバー板の色合いの変化がすごく自然。
右前方。
T-28は左側より右側の方が主砲塔の同軸機銃があったり、車体工法の予備転輪やOVMがあったりでゴチャゴチャ感があって良いと思う。
左前方。
ヘッドライトは可倒式みたい。クリアパーツではないので今回は銀色(フラットアルミ)で塗っただけ。
ちなみにこの2枚は Panasonic のデジカメの得意技、4K フォトの「フォーカス合成」機能で全体にピントが合った写真を合成しています。 撮影機材は LUMIX G8+Olympus 12-100mm F4。
左側面。 1/72のミニスケールなので、接着剤のビンと比べるとこのくらいの大きさです。
左後方。
マフラーは錆まみれでガサガサした感じを出してみました。マフラー本体とその上部のカバーが分離していないのが気になっていたけど、塗り分けたらさほど気になりませんね。 横の排気口は穴開けをサボって黒く塗っただけです。
右後方。
データ
制作データ
参考サイト
RKKA in World War II
http://armchairgeneral.com/rkkaww2/galleries/T-28/T_28.htm
T-28に限らずソ連軍の車両の写真、設計書、塗装例などの膨大な資料があります。
サイトのトップページには「このプロジェクトの目的は、第二次世界大戦におけるソビエト軍(RKKA)の役割について英語圏のコミュニティに情報を提供し、東側から翻訳された情報を提供することです。」とのこと。
2010年頃を最後に更新が止まってしまっていますが、無くならないでほしい…。
転輪のゴム被覆の有無はここで確認できました。
World War Photos
https://www.worldwarphotos.info/gallery/ussr/tanks-2/t-28-tank/
第二次大戦の戦車の実車写真を検索していると大抵ここにたどり着きます。
素晴らしい。上記はT-28のページ です。
ソ連・ロシア戦車塗装(ロシアングリーン)について[ホビコム]
https://hobbycom.jp/my/soviet_force/diaries/27595
ソ連・ロシア戦車の色はロシアングリーンと言いつついろんな色があるのですが、とりあえずここに分かりやすく解説されています。
4BOグリーンとか、ここで知りました。
Engines of the Red Army in WW2
https://www.o5m6.de/redarmy/t_28.php
ここも大祖国戦争の赤軍(=第二次大戦のソ連軍)の車両の解説、写真、イラストがあります。
2021年も活発に更新しているみたい。
www.Tank-Hunter.com
http://tank-photographs.s3-website-eu-west-1.amazonaws.com/index.html
「Where to find surviving restored Tanks」、各国の展示車両のデータベースです。