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Thinkpad X13 Gen2 を購入した

前回の記事で細かくスペックを調べていましたが、 Thinkpad X13 Gen2(Intel CPU)を購入しました。中古です。
都内の「じゃんぱら」さんで税込92,990円、後述しますが レアな高精細WQXGA 100%sRGBディスプレイ の出物だったのでほぼ即決でした。 購入までの詳細をメモっておきます。

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スペック

購入したX13のスペックです。 赤文字が「ヨシ!」なところです。

Thinkpad X13 Gen2 としては、CPUとストレージは必要最低限(中の下)、メモリは中、ディスプレイが上、こまごまとしたオプション装備は上、といったところです。

項目 スペック
OS Windows 11 Home
CPU Intel第11世代 Core i5-1135G7
メモリ オンボード16GB
ストレージ 256GB
グラフィックス CPU内蔵 IrisXe
ディスプレイ 13.3型IPS WQXGA(2560x1600) ブルーライト低減 100%sRGB
インターフェース左 USB3.2 Gen1
USB-C x2 (Thunderbolt 4)
HDMI
イーサネット拡張コネクター
(ドッキングコネクター)
イヤホン/マイクジャック
インターフェース右 USB3.2 Gen1
ワイヤレス Wi-Fi 6E Intel AX210
キーボード バックライト付き
カメラ FHD1080p IRカメラ、プライバシーチャッター付き
バッテリー 54.7Wh
指紋センサー あり
ACアダプタ 65Wタイプ
付属品 ACアダプタのみ。箱無し、説明書無し。

決め手となったポイント

ディスプレイ

この個体は WQXGA(2560x1600) sRGB100%の高精細、高色域のディスプレイが付いていました。 これが決め手です。

Thinkpadはビジネス用途のため伝統的に液晶ディスプレイはショボめです。 ノングレア液晶で見やすさ重視といった良い点もあるのですが、Apple MacBookの「Retina」、Microsoft Surfaceの「PixelSence」など高品質なディスプレイを売りにしている他社に比べると見劣りしがちです。

それに対して購入したX13は、わざわざカスタマイズして高精細で発色も良いディスプレイを装備しており、個体的にははっきり言ってレアものです。 これならSurfaceMacbookとタメを張れる高解像度です。

メモリ

メモリはオンボード16GBです。 X13は増設ができないので今後3年くらい使いたいと考えた場合、8GBモデルは選択肢に入りません。

最近のThinkpadは嘆かわしいことに自力でのパーツ交換がどんどん難しくなっています。 メモリが交換できるだけで無理なく使える寿命は2年くらい延びるんですが…。

価格

X13 Gen2はモデル末期でGen4が発表済みですが、2023年5月の時点においても、Lenovoの直販サイトではX13 Gen2は販売中です。 CPUメモリが同程度のモデルは実売 13.5万円~14万円程度ですが、カスタマイズの幅が狭くなっており、WQXGAディスプレイは選べません。 おそらくWQXGAにすると+1.3万円くらい追加なので、新品で15万円前後のものが 1.5年落ちで92,990円3.8割引き なら、全然ありかなと。

ちなみに最初に見かけたときより6000~7000円くらい安くなっていたので、背中を押されました。

使用感

中古ランクB だったので状態が心配だったので、店頭まで確認しに行きました。 現物を見ても言われないと気付かないくらいの使用感だったので、これまた全然ありです。

天板にシール痕、スリ痕。角度によっては見える

筐体底面のエッジ部分に塗装ハゲが少し

Enterや左Shift、一部キーにほんのりテカり

妥協したポイント

CPU、ストレージ

CPUはCore i5-1135G7で、ラインナップの下から2番目です。 i7やRyzen 5や7のほうがパワフルですが、それでもPassmarkスコアでは10000程度と、2020年Gen1より1.5倍くらいは良くなっているので妥協したポイントです。

ストレージ容量は足らなくなったら交換前提です。

OS

Windows11のHomeエディションでした。 Pro(+8800円くらい)のほうがなにかと良いのですが、Homeでも構いません。

箱無し、説明書保証書無し

純正の箱はいつも取っておくのであったほうが嬉しいのですが、無いとダメなわけではないし。
保証もどうせ切れているので故障したら有償修理です。 ちなみに2021年11月に新品購入されていました。

そのほか

購入後に分かったのですがオプション装備が意外と充実していてラッキーでした。

  • 指紋センサー → Windows11の顔認証が使えます。無しだと-1100円
  • IR付きFHDカメラ → Windows11の顔認証が使えます。720pだと-3300円
  • 65WACアダプタ → 45Wより+1100円のオプションです。
  • バックライト付きキーボード → 無しだと-2200円
  • バッテリー54.7Wh → ちょい重くなりますが41Whより+1100円

ギャラリー

全体。右上の黒丸の電源ボタンが指紋センサーを兼ねています。

Lenovoバッジが特徴。正面から見るとシール痕やスレ痕はほとんど分かりません。

トラックポイントタッチパッドタッチパッドは押し込み可能でGen1より大型化しています。 独立した左右センターのボタンも備えています。 ボタンはGen1より薄くなり、自宅にあるT480やE495より立体感にほんのちょっと劣ります。

キーボードEnterキー付近。 カーソルキー、Home/End、PgUp/PgDnなどが独立しておりFnボタンと組み合わせなくてよいのは本当に美点です。

Gen1より微妙~~に(0.2mmくらい?)ストロークが減ったらしく、T480やE495に比べればペチペチ感があって劣りますが、比べなければ十分満足できるものです。 ただ、Gen3ではさらにストロークが減って1.4mmくらいらしいので、残念ながら Thinkpadは常に古いほうがキーボードは良い」 んでしょうなあ。

底面。

T480と並べて

T480と並べるとよく分かりますが、X13は本体が真っ黒ではなく、グレーがかっています。 筐体の質感の違い(ピーチスキンとプラ)でそう見えるのかもしれませんが、色味自体が異なるように思います。

ディスプレイがGen1まで16:9だったものが16:10になり、縦が長くなったのは良いことです。