分布の中の自分の位置
前回から引き続き、雀魂牌譜屋で自分の玉の間のデータを見ていきます。
さて、雀魂牌譜屋のすごいところは、これです。
項目にマウスカーソルを合わせると、玉の間全体の分布の中での自分の位置が出てきます。
さらに各段位ごとの平均値も表示されるので、「おおっ和了率は雀聖以上じゃん、俺TUEEEE」とかできるわけです。
各項目を細かく見ていけば、雀力UPも思いのままよ!
「基本」データ
この「かわうそ」さんのNoteにならって、段位との相関すなわち重要度を星★で表してみようと思います。
和了率 ★★
和了率23.56%はかなり高いほうです。 雀聖を超え、玉の間の上位15%、偏差値で言うと60.5くらい。
…などと手放しで喜んでいいわけではなく、和了率と放銃率はセットで考えるべきものです。 よく、「和了率-放銃率」が使われたりします。
放銃率 ★★★
放銃率 14.28%は高め(悪い)です。
攻め麻雀を標榜しているので放銃率が高いのはある程度いたし方ないのですが、13%くらいは目指したいです。
玉の間平均よりちょいマシですが、これは下位プレイヤーが平均を押し上げているだけであり、中央値はたぶん13%前後でしょう。
ちなみに雀聖あたりは11%や10%は当たり前、たまに8%代というバケモンに遭遇したりします。
ただ、放銃率を下げるには手出しのチェックとか牌読みとかが必要になってきますよねえ…。
和了率-放銃率(目標10%)★★
自分の「和了率-放銃率」は9.28ポイント(pp)です。
和了率23.56%-放銃率14.28%=9.28ポイント(pp)
玉の間の各段位の値はこのくらい。 雀豪3と雀聖1のあいだなのでさほど悪くはないです。 よく11ppあれば良いなんて聞きますがとてもハードルが高いです。 10ppで雀聖2相当なので10ppが目標ですね。
ツモ率 ☆
上位レベルの方が低くなる、ツモ率。 おそらく上位になればダマ率が高くなり、ロンあがりが増えるものと思われます。 ただし自分は34.99%とか1~1.5ポイント低め。 ツモが弱い(とは思いたくない)のではなく、ダマで放銃させるのが得意ということで。
ダマ率 ☆
ダマ率は14.34%とかなり高いです。 副露率が高いにもかかわらず面前ダマも高いので、かなりのダマ好きです。 周りのレベルが上がるとリーチしたら回避されてしまいますし、ツモには自信がないのでこうなっている気がします。 以前は親番とかで他家を押さえつけるためのリーチもしてましたが、最近はあまりしないです。
流局率 ☆
流局率 12.05%はかなり低めですが、和了率、放銃率ついでに副露率も高い私の卓はそうなるんでしょう。 上位レベルになればなるほど流局率が高いのは守備力の高さゆえですね。
流局時聴牌率 ★★
流局時聴牌率 56.26%もやたら高いです。 なんかで読んで以来ノーテン罰符は大事というのが脳裏にこびりついているので、ベタオリは最後までせず、形テンでも目指すからですね。
副露率 ☆
堂々の副露率 41.94%。
上位7%、偏差値で言うと65という極端な鳴き麻雀です。
鳴く鳴かないは打風というかそれぞれのスタイルですが、私の場合、安くてもいいので常に早アガリをめざしています。
立直率 ★
立直率18.60%は玉の間平均近く、雀豪3程度。 上位レベルになるとリーチが少ないです。
鳴く局(41.94%)とリーチする局を合わせると60%になり、毎局6割の確率でアガリに向かって攻めていることになります。 これはかなりの攻めダルマです。 仮に「攻め攻め率」と名付けますが、どうやら普通は50%くらいで段位による差はほとんどないので60%はかなり目立ちますね。
ただ、ダマ率のところで書いたように、アガリはダマの割合が高いんだよなあ…。
和了巡数 ★
和了巡数 12.108 も早め、上位27%です。 攻撃(アガリ)は最大の防御と思っており、段位ごとに見ても上位ほど早いのでこの考えは間違ってなさそうです。
平均和了 ☆
副露率が高くて早アガリのスタイルなので、アガリ点は低くなりますね。 段位ごとの差はほとんどないです。
平均放銃 ★★
平均放銃は段位ごとの差がわりとあり、上手い人は放銃も少なくかつ大物手にぶち込まないということだと思います。 自分の5597は雀豪2より少し悪いので、放銃率はともかく平均放銃を下げるような押し引きというのが改善点ですね。
飛び率 ★
「飛び率」がなぜか分布が出てこないんですよねえ。 「データ」ページから段位ごとの値が分かるので比べてみると、7.75%はあまりよろしくない値です。 飛ぶとメンタルダメージも半端ないので、これは減らしたいです。
以上が「基本」データです。
長くなったので続きます。