前回でメモリ、SSDを物理的に取り付けまでしましたので、今回は新しいSSDに Windows 10 のシステムをリカバリします。
Windows 10 のリカバリ
Lenovo DDRS マニュアル
Lenovo DDRS のページから、 USBリカバリメディア(リカバリー USB キー)の使い方のページに飛びます。
「Windows 10 LenovoFactoryRecoveryUSB キーの使用」というPDFです。 手順自体は以下のような感じで簡単です。
USBメモリを挿して起動
USBメモリを挿したままPCを起動すると、こんな画面で起動します。
Windows 10 のリカバリ、初期化
「使用条件に同意」して「~選択された状態に復旧します。続行しますか?」→はい
「システムを今すぐ再起動しますか?」→はい
リカバリが始まります。
コマンドプロンプトでスクリプトが次々と走り、30分くらいですかね、正確な時間は計っていませんが、
無事、Windows 10 のセットアップ画面になりました。
あとは画面に従って進めていくだけです。
メモリとSSDの交換・増設完了
これでひとまずメモリとSSDの交換は完了です。
Ryzen 5 3500U のCPUに メモリ、SSD の交換・増設を行って、 Thinkpad品質のキーボードとTrackpointを持った、 普通に戦える PC となりました。 めでたしめでたし。
実装RAM 16GB です。Ryzen 5 3500U とこのチップセットではグラフィック用に2GBが割り当てられるので、OSから使えるメモリは13.9GB 使用可能となっています。
ストレージです。465.75 GB で認識されています。 回復パーティションも1000MB取られています。
補記:Windows 10 の設定メモ
ここからはWindows 10 のセットアップと設定するにあたって、ちょっと気にした方がいいことのメモです。
ローカルアカウントの作成方法
Windows 10 Home は 1909 ではデフォルトでMicrosoftアカウントを使う仕様になっています。ローカルアカウントは全力で排除されており、ほぼ作成できないようになっています。
Microsoftアカウントはそりゃマイクロソフトが戦略的に推し進めてるしOneDriveなんかのクラウドサービスと統合されていて便利ですし、普通はそれでよいんですが、 昔ながらのWindowsを使ってきた私なんかは、ネットにつながってなくても大丈夫なローカルアカウントで運用したいわけです。
方法1:セットアップ時に作成
セットアップ時にわざとネットワークに接続しない。この画面で 「制限された設定で続行する」 とすると、 その後のアカウント作成の画面でローカルアカウントが作成されます。
方法2:net user コマンドで作成(こっちのほうが簡単)
セットアップ後に出来るのでこちらのほうが簡単でおすすめ。
コマンドプロンプトから net user hogehoge /add
で一発です。
コマンドプロンプトは[管理者として実行]する必要があります。
Administrator アカウントの有効化
セットアップ時に作成されるアカウントは管理者アカウント(Administrotersグループ)ですが、あえてAdministratorアカウントを使いたい場合、これまたコマンドプロンプトから設定する必要があります。
net user administrator /active:yes
です。
これでログイン画面に Administrator が出てきます。パスワードは無しでサインインできました。
BlueToothマウスがしばらく放っておくと止まる。復帰するまで数秒かかり大変ウザい。
Bluetoothマウスをペアリングして使い始めたんですが、数分マウスを使わないでいるとマウスが使えなくなり、次に使おうと思ったときに復帰するまで数秒かかります。これが大変ウザい。
Bluetoothマウスが突然動かなくなる場合の回避方法ついて | サンワサプライ株式会社
に解決方法があります。
デバイスマネージャーのBluetoothアダプタのプロパティで、 [電源の管理]-[電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする]をOFFにすればよいです。
Thinkpad E495では「インテル(R) ワイヤレス Bluetooth(R)」がBluetoothアダプタにあたります。